権現山からホッケ山 標高(996m)
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新雪にワカンとヒップソリが大活躍、でも蓬莱山は遠かった。

20062月18日(土) 雪のち曇り滋賀県
メンバー3人<まむさん、のんちゃん、ユコリン>
コース: 平バス停(登山口)8:50---アラキ峠10:00---権現山11:00---ホッケ山11:45---小女郎峠手前12:10(昼食)
13:00---- ホッケ山13:30---権現山14:10---登山口P15:30


箕谷6時30分集合。今回も女3人の山旅です。この前行きそこなった蓬莱山へリベンジです。
昨日から冬型のですが、天気予報では「曇りのち晴れ」神戸を出る時は快晴満天の星空です。京都ではきれいな朝焼けが輝いて、琵琶湖の大パノラマが期待できそう。でも「朝焼け」って天気下り坂の兆候ではなかったかしら?いやな予感…
やはり湖西道路辺りから雪がチラホラ、国道367(通称鯖街道)に出た頃にはなんと本格的に雪です。
まず駐車場探して平バス停まで行きますが、駐車スペースが見つかりません。引き返して、トンネルを出たところに止めます。車も4台ほど止まっているし、いいと思ったのですが…
歩き始めるとすぐ横の峠茶屋の人が追いかけてきて、「あそこはうちの駐車場なので移動するように」といわれてしまいます。
仕方ない車を移動させます。すぐ近くのチェーン装着スペースに止めさせてもらいました。

最初に止めた鯖街道花折トンネルを出た辺り駐車
でもここは駐車してはいけなかったのです。

登山口、ト.ト.トレースがない…
ということは誰もまだ登っていないんだ
Pから平バス停の方へ少し行って、花折峠林道に入ります。けっこうな雪が積もっていてトレースがありません。私たちが1番乗りのようです。実はこのコースは始めてなのでちょっと不安です。
でも誰も歩いていない新雪の上は気持ちいい、たまにズボッと踏み抜きますがたいした深さではありません。林道を10分ほどで標識がありここを左に入ります。しばらく植林帯の登りが続きます。

林道終点、ここから登山道、でも道がわからん?

杉の植林地、暑くなってきたぞ

1つだけ足跡があって、それを頼りに登ります

アラキ峠、
アラキ峠からもまた植林地が続きます。私とまむさんがアイゼンを付けますが、のんちゃんはアイゼンの裏にプレートが付いてないので、雪が団子になるとかで、そのまま登っています。 雪で道がわからないのですが、ま、適当に尾根を直登していきます。

ズボッ、ワカン付けなアカンわ!

どうやって付けるん?さあワカンない!

どこでも歩ける、快適、素敵、わあ〜い!

静か〜、だあれもいない〜、
はずで ちょっと道をそれていました。
植林帯を出ると急に雪が深くなって歩きにくくなったので、ここでワカンを付けます。 去年買ったのですが、結局1度も使わず今回初めてです。ほんとは今流行のスノーシューがほしかったのですが、結構お高くて、手ごろなワカンにしたのです。ふかふかの雪だとスノシューの方が沈まないそうだけど、今頃の固めの雪ならワカンでも快適です。ワカンでは処女雪を踏んで楽しんでると後から8人ほどのグループが来ました。今日初めて出会った人たちです。つぼ足なので歩きにくそう。このコースはやっぱりスノーシューかワカンが要りますね。

のんちゃんどんどん行きます
でもそっちでいいの?
後から来ていたはずのグループが、やってきません?私たちちょっと方向違うかも?
地図で確認すると、ひとつ北の尾根のようです。前方にホッケ山が見えるのでこのままでも行けそうですが、少しだけなので引き返します。
引き返すとトレースがあり、すぐ権現山山頂でした。

権現山(996m)の標識も雪に埋もれていました

ホッケ山への稜線の道

ホッケ山山頂、ガスって何も見えない
権現山からホッケ山までの稜線は晴れていれば琵琶湖を展望のいい道なのですが、雪も降っているし、ガスってほとんど何も見えません。残念ながら展望なしです。ホッケ山山頂も展望がありません。 たまにガスが切れてうっすらと遠くに蓬莱山の山頂の建物が見えます。とてもあすこまではたどり着けそうにありません。とりあえず、小女郎池までは行こうと歩き出します。単独のスノシューの男性がトレースを付けてくれてます。

明るくなったところが蓬莱山、遠いな〜

お昼は「餃子鍋」冬はお鍋が一番(↑まむさん撮影)
小女郎峠、なかなかたどり着きません。、12時過ぎてお腹も空いてきたし、展望もよくないので、あと一息で峠というところで、引き返すことにしてお昼にします。
今日のお昼は餃子鍋です。フリースをを中に着込みましたが、それでも寒い。

同じ道を引き返します。

ホッケ山からはちょっと明るくなってきました。

ホッケ山からシリセード、行くぞ〜

結構なロングコースを滑ります
ホッケ山まで戻った頃には、雪もやんで少し明るくなってきました。 さあここからはヒップソリの出番です。人もいないし好きなところを思いっきり滑ります。 「きゃ〜」と奇声が山々にこだまして楽しい!、めちゃくちゃ面白い!
※ヒップソリですべる時、ワカンはブレーキや方向操作にとってもいいんです。靴だと雪の中に入ってしまうど、ワカンだとうまくスピードも方向もコントロールできる。雪が深くても脱出できる。こりゃ大発見だ!

雲の中から琵琶湖や比叡山方面もも見えてきました。
権現山に戻った頃には琵琶湖や比叡山も見え始めました。
ここからは一気に下るのみです。植林帯に入って、ワカンをはずし、アイゼンにしましたが、 のんちゃんはワカンがかなりお気に入りで、下の林道までずっと付けていました。 下りは思ったよりも歩きやすいそうです。がにまた歩きが得意な人はいいのかも?

天気の回復が遅れて、期待した琵琶湖の展望はなったけど、ワカンやヒップソリで楽しく遊べて久しぶりによく笑って、楽しかった。 このコースは人が少なくて、会ったのは8人ほどのグループと単独行が2人だけ、にぎやかなのは私たちだけでほんとに静かな山でした。

帰り時間が早かったせいか、湖西道路の渋滞もなく思ったより早めに神戸に戻ってきました。やっぱり温泉に入りたいということで、吉川ICの近くの「よかたん」に立ち寄り湯することにします。 ここは初めてでしたが、ナトルウム泉のなかなかいいお湯でした。 横のレストランでゆっくり食事、最後まで満足な1日でした。


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