ヒカゲツツジ咲く向山 
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ちょうど兵庫県の真ん中あたり水分かれ公園を、ぐるっと回るように連なる向山連山は、 満開のミツバツツジやヒカゲツツジのトンネルでした。


2006年4月22日(土) 曇り時々晴れ
●兵庫県メンバー4人<さとやん、まむさん、のんちゃん、ユコリン>
コース:  水分れ公園P---観音堂登山口9:00---ニの山----三の山9:55----四の山10:25----向山11:10---五の山昼食(11:20/12:00)---蛙子峰12:30----清水山13:00----剣爾峰13:50---鳳翔寺登山口14:10---P14:20

今年は4月になっても寒くて、どこの山はお花の開花が遅れているようです。今日もどこに行こうかずいぶん迷ったのですが、結局ヒカゲツツジが満開との情報で兵庫県の低山ですが、向山に行くことにしました。

水分かれ公園、日本海へ70km、瀬戸内海へ70km
午前7時三木の道の駅を出発。国道175号線を北上して1時間ちょっと、176号と出会うあたりの水分かれ公園があり、公園の駐車場に車を止めます。
ここは日本で一番標高の低い分水領とか、「日本海に70km、瀬戸内海に70km」の標識がある。ほぼ兵庫県の真ん中になるのでしょう。
8時10分には到着。ちょっとはやかったかな。ゆっくり準備して、公園の入り口にあったトイレに歩いていくと、ちょうど駐車場をさがしていたさとやんの車に出会います。

駐車場をでて右手に行くとすぐ観音寺登山口です。 登り始めていきなり急登にゼエゼエ・・
でも20分も登るとミツバツツジが頭上を覆います。 満開の花に急な登りも苦になりません。
「ミツバツツジならどこでも咲いてるよね。ヒカゲツツジはどこだ〜」
と言いながら、ニの山(298m)三の山(470m)と小さなピークを登ります。

三の山を過ぎたころクリーム色のヒカゲツツジが道の両側に現れました。
人の2倍ほどの高さの大きな木もあります。ツツジのトンネルは向山山頂まで続きます。
花花花でなかなか前へ進めません。デジ亀モードです。
見てください、満開のヒカゲツツジ…ほんとすごかった









三の山からはゆるやか歩きやすい尾根道です。
ところどころに展望台があって、柏原の町や登ってきた山が一望できます。
山の北斜面はヒカゲツツジに覆われて黄色く見えます。

四の山北斜面はヒカゲツツジでクリーム色に見えます。

登ってきたニの山、三の山、四の山
向山山頂は狭くて展望もないので、五の山まで行ってお昼を食べることにします。
五の山は少し広くなっていて、北に展望が開けています。五の山がちょうどコースの中間になるのでしょう。数組のグループがお昼を食べています。
私たちを追い抜いていった人が引き返していきます。五の山から向こうは花が少ないので、引き返して2倍花をたのしむのだそうです。私たちもどうしようかちょっと迷いましたが、初めてのコースなので予定通りこのままぐるっと回って駐車場に戻ることにして、清水山に向かいます。


向山山頂(569m)


五の山(591m)
五の山から急斜面を下ります。蛙子峰、清水山、剣爾峰のピークを登っては下る繰り返し、結構疲れます。
花は少ないですが、イルカ岩や亀岩、天狗岩などの面白い岩もあり、それなりに面白いコースです。 道標はあちこちしっかりと付けてくれてあるので迷うことはありません。

イルカ岩

剣爾峰
最後天狗岩から一気に下って、足がかなり疲れてきたころ、やっと鳳翔寺登山口に下りてきました。。ここからは車道を10分ほど歩くと駐車場にもどって来れます。

予定より早く下山できたので、すぐ近くの追手神社に立ち寄ります。 ちょうどニリンソウが満開、エンゴサクやイカリソウも咲いていました。
追手神社のお花たち

ニリンソウ


ニリンソウ


エンゴサク


イカリソウ

最後の仕上げはやはり温泉…ということでまいどの「こんだ温泉薬師の湯」へ、
風呂上りはちょびりの生泡で締めくくります。
春になってやっと花を満喫、充実の1日でした。



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