荒 島 岳 (標高1523.5m)

2006年6月3日(土)前夜発      ●晴れ   ●福井県
メンバー2人<のんちゃん、ユコリン>
コース:勝原スキー場登山口6:30---リフト終点7:20---シャクナゲ平9:00---荒島岳(11:00/12:00)
---シャクナゲ平13:00---登山口15:00


3人で行く予定だったけど、1人流行性結膜炎にドタキャン、のんちゃんと2人です。
10日まで名神が24時間リフレッシュ工事でえらい渋滞しているとの情報、舞鶴道経由で行くことにします。となると小浜西でいったん下りるのでETC夜間割引は使えなくなるし、二人になるし、ちょっと交通費が高くなるけど… でも天気もよさそうなので、決行します。
少しでも交通費を安くしようと、2日午後8時5分前に三木小野ICに入り福知山でいったん下りて、通勤割引を使います。敦賀から福井は夜間割引が使えたから、名神の深夜割引とほぼ同じ額になりました(苦労するわ)
深夜0時20分スキー場P到着。国道158号線のすぐ右手にあるのだが、真っ暗で判りにくく行き過ぎてしまって、ユーターン。駐車場は数台の車が止まっています。 トイレはありますが、水は飲用しないようにとあります。車で寝てると、たまに到着する車の音で眼が覚めるので耳栓をします。やっぱり耳栓をすると熟睡できます。(おすすめ)
勝原スキー場 5時30分に起きて準備、朝食後出発します。 前夜から泊ってる人はほとんど出発したようです。
お天気はよさそうですが、山の方はなんとなくどんよりしています。
スキー場を登っていきます。。

スキー場は木陰もないし、ガレ場で歩きにくい登りです。 まだ早朝で涼しいからいいようなものの、日が昇るとここでバテそうです。 1時間近く登るとリフト終点、ここからは自然林の中に入りひんやりと涼しく、ホッとします。

段差のある階段



スキー場の登りはきつい!



ブナ林


ブナ林
しばらく行くと大きなブナ林に変わります。 足元はずっとイワウチワの葉があるから、きっとお花の頃は見事でしょう。今はユキザサやチゴユリが咲いているだけです。
シャクナゲ平からはいったん下って、また急なのぼりです。
シャクナゲは終わっていましたが、サンカヨウ、オオバキスミレなどが咲いています。
しかしこの山異常に虫が多く、立ち止まって写真を撮っていると、ブトアブの猛攻撃にあいます。
防虫スプレー、防虫ネットのことをすっかり忘れていました。おかげでゆっくり写真を撮ることもできません(トホホ・・)


シャクナゲ平、シャクナゲは見当たりません


もち壁の急登

ふり返ると小荒島岳

前に見える荒島岳、まだまだ遠い


荒島岳山頂

11時山頂到着、360度の展望のはずなのですが、今日はあいにく霞んで近くの山すら見えません。なぜか頭の上はガンガン照りなのに。。。
山頂にはキンバイソウが群生しています。たぶんツルキンバイだと思うのですが・・・

お昼をたべますが、虫と戦いながらで、なんか食べた気がしません。


キンバイソウ

山頂からの眺め

さあ激下りです。下る前からすでにのんちゃんがめずらしく膝が痛いといいだしました。登りの段差が大きくて膝に負担がかかったのでしょう。ユコリンがモーラステープを持ってたので、すぐ張ったら、痛みが収まったみいです。でも慎重にゆっくり下ります。
午後2時ごろ今から登る団体さん2組とすれ違いました。いくら日が長いとはいえ、こんな時間から山頂までいけるのでしょうか?

急な下りに、もうあかん!?

やっとスキー場に下りてきました
高低差1200m、登り4時間(コースタイム3時間20分)下り3時間(コースタイム2時間20分)昼食1時間、久しぶりによく歩きました。なんともいえない満足感です。
荒島岳はウジャウジャのお花畑を期待していたのですが、お花は端境期か思ったよりは少なかく、かわりに虫がいっぱい、ちょっとがっかりでした。
このあと九頭竜川沿いに10分ほどの行ったところの「平成の湯」に入って帰りました。

帰りはリフレッシュ工事が今日1日だけお休みらしいので、名神で帰ります。もちろん通勤割引と夜間割引を使ってね。京都で1ヶ所だけ工事をしていて混んでいましたが、あとはよく空いていて、スイスイと帰れました。

荒島岳のお花たち



タニウツギ


ユキザサ


チゴユリ


@?


スミレ


イワカカガミ


オオバキスミレ


サンカヨウ


ツルキンバイ


イワナシ


ウスギヨウラク


ハウチワカエデ




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