花いっぱいの大御影山 標高(950.1m)

2007年4月28日(土) 晴れのち曇り時々にわか雨 滋賀県
メンバー4人
コース:駐車場9:00---登山口---展望台12:10---林道出会い(12:30/13:00)---大御影山頂13:50---駐車場16:50

春、湖北の花の多さはほんとにすばらしいの一言に尽きます。
去年あまりの花の多さに亀になってしまって、山頂までたどり着けなかったお二人のお誘いで、 大御影山に行ってきました。 「たぶん山頂までは行けないでしょう」と最初から山頂を諦めたようなメールがきたので、 「隊長が行くからには山頂は目指すわよ!ヘッデン持ってきなさい!」と叱咤激励して出発です。
午前6時30分JR甲南山手駅で2人をピックアップして、阪神高速、名神、湖西道路を通って、登山口のピラデスト今津に8時30分到着です。 ここは家族旅行村になっていて、入村するのに一人300円要ります。 キャンプ場や立派な宿泊施設があるのに、あまり人に知られてないのか、ほとんど車はいません。

登山口までの林道

登山口
駐車場から車道をしばらく下っていくと平池にでます。そこを右折し林道に入ります。 5分ほどですぐ登山口の道標があり、道もしっかりしていて迷うことはありません。
登山口には大御影山まで7kmとありますから、往復14kmです。 登り始めるとすぐ道の両脇にはイワカガミが咲いていて、さっそくデジ亀の出現です。 途中近江坂とバイパスの分岐があります。近江坂を登り、バイパスを下ることにします。 白いイワカガミも今が見頃です。亀亀亀、なかなか前へ進みません。

新緑の下にはイワカカミ

琵琶湖の展望
琵琶湖の見えるところにきました。今日はちょっと霞んでいますが、新緑と山桜がきれいです。 イワカガミも飽きてきた頃、イワウチワが現れます。また亀タイム。ほとんど行き倒れ状態、立ったり座ったり寝ころんだり、結構しんどいんですよね。

おしりあいの二人

道の両側にイワウチワの群生が
イワウチワもそろそろ飽きた頃、今度はシャクナゲの群生、ちょうど撮影しやすい目の高さに咲いています。 シャクナゲの足ものにはイワウチワが咲いて、花の途切れることのない道です。

目の高さんにシャクナゲ

シャクナゲの群生
イワウチワが少なくなるろ今度はカタクリ、バイカオウレン、オオバキスミレ、 と途切れることなく咲き続け、歩伏前進が続きます。
12時過ぎ琵琶湖の見える展望台に到着。7〜8人の人がお昼を食べていますが、風が強く寒いのもう少し先まで行ってみることにします。
12:30林道にでました。あと山頂まで2kmとあります。おなか空いてきたのでお昼にします。西の方に真っ黒な雨雲が湧いてきました。 山頂まではあと1時間かかります。雨が降るかもちょっと不安に・・・
このときSさんから「山頂までがんばって!」のメールが届きます。こうなっては「なにが何でも山頂制覇!」と山頂目指します。

ブナ林

ブナ林(↑文ちゃん撮影)
山頂まであと2km、ほとんど高低差のない道はすばらしいブナ林です。 足元にところどころイワウチワやカタクリが咲いて、今までとはまた雰囲気ががらっと変って、静かないい感じのブナの林です。 50分ほどで山頂に到着しました。山頂にはいままでなかったイワナシの群生、こんないっぱい咲いているの初めてみました。 少しおくの反射板のところまで行くと、三重嶽見えなかなかいい眺めです。やっぱり山頂までがんばった甲斐がありました。

14:30 大御影山山頂

山頂少し奥からの展望
14:10 山頂で展望&亀を楽しんだあとは急いで下山です。 ところが下りでもカタクリの美人を見つけたり、速いはずのバイパスの道を通ったところ、 また違った花も咲いていて、亀に逆戻りしたり、で結構時間がかかってしまいました。。

下りでもまた亀に変身

バイパスと近江坂の出会い、あと一息
駐車場に戻ったのは5時近くになっていました。 今の時期は日が長いの助かります。遅くなったので、今日は帰りの温泉はなし、一路神戸に急ぎます。
GW初日にもかかわらず道路は空いていて、午後7時過ぎには神戸に帰ってきました。


*-*-*大御影山で出会ったお花たち♪*-*-*

イワカカミ

イワカカガミ

イワカガミ

イワウチワ

イワウチワ

エンレンソウ

バイカオウレン

スミレ

ミヤマカタバミ

シャクナゲ

オオカメノキ

クロモジ

オオバキスミレ

イワナシ

ウスギヨウラク

カタクリ

イカリソウ

ニシキゴロモ




  

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