権 現 山 
権現山(標高996m)

2008年1月1月26日雪 滋賀県
メンバー 4人
 コース:平バス停9:30---アラキ峠10:40---権現山11:45---撤退地点12:10/13:10---権現山13:50---アラキ峠14:40---平バス停15:10
久しぶりにヤッホー隊4人がそろい権現山から蓬莱山の縦走コースを歩くことになった。このコース、冬は笹が雪に埋もれて、展望もよく歩きやすい。おまけに下りゴンドラがつかえるので楽チンなのだ。 縦走なので車は使えないので、めずらしくJRとバスを乗り継いで行く。 1週間前は雪が少なく笹も出ているとの情報だったが、2日前から雪が降りだいぶ積もっているようだ。2人はワカンを持っていないが、たぶん先人がいるだろうと他力本願ので出かけた。
JR三ノ宮7:20の湖西線レジャー号に乗り込む。乗換えなしで堅田駅8:35に到着。登山者が多く、8:45坊村行バスは直行の臨時が出て、全員座ることができた。鯖街道に入ると道路にも雪が積もっていて、路肩でチェーンを巻く車もいた。 9:30平バス停着。下りたのは、ヤッホー隊の4人だけだった。他の人たちは全員武奈ヶ岳を目指すようです。やはりこちらのコースはマイナーなんでしょう。

平バス停 道路はしっかり凍結してます。

登山口、雪は多いけどトレースがあってホッ!
バス停から国道を少し戻ると、登山口があります。林道は新雪がかなり積もっていますが、しっかりしたトレースが付いているのでホッとします。
スノーシューのようです。かなりの人数でラッセルしてくれているようでしっかり踏み固められています。
30分ほどで林道終点、ここから山道に入り急登になります。しかししっかりしたトレースのおかげで、ワカンがなくても登れます。
トレースの深さは30cmぐらい。

林道終点

植林帯のジグザクの登り
アラキ峠から左の尾根に入ります。今度は直登トレース50cmと深くなります。このラッセルはスノーシューでもかなり大変だったでしょう。
ためしにトレースのないところを登ってみましたが、腰まで埋まって進めませんでした

傾斜もきつくなります (bunちゃん撮影)

権現山山頂
樹林帯を抜けたところで、まむさんとゆこりんはワカンをつけます。雪の下は笹のブッシュのようで、つぼ足の2人はときどき踏み抜いてもがいています。 権現山山頂に到着。雪本降り、視界がわるくなってきました。何人か休憩していましたが、トレースは先へ続いています。「スノーシューの団体が先を歩いていますよ。」と教えてくれました。

権現山からホッケ山へ

ありがたいトレース
しっかりとしたトレースがあって、快適に歩いていましたが、ついにスノーシュー集団に追いついてしまいます。お昼を食べているようです。「どうぞ、どうぞ!」と道を開けられ前へでますが、
ガ〜〜ントレースがない。道の跡すらない。

ラッセルしますが、つぼ足では無理でした

正面に権現山、左奥蓬莱山、右下引き返した地点
ためしにラッセルを試みますが、ワカンで膝上、つぼ足では腰まで沈みます。私たちもここでお昼を食べることにします。またスノーシュー隊のあとに歩こうとという魂胆だったのですが、スノーシュー隊はここでひきかえすとか・・・残念!もう少しがんばってほしかったな〜なんちゃってね。
「人のトレースを当てにしてはいけませんよ!」
雪が降っているので、ツエルトをかぶって食べてます。 ツエルトって、あんまり使ったことがないけど、冬は暖かくっていいですね。これからはもっと有効に利用しよう。
バスの時間は午後4時しかないので、ゆっくり昼を食べてます。雪も止んできて蓬莱山まで見えてきました。なかなかいい景色です。

権現山山頂

記念写真
写真を撮りながらゆっくり来た道を戻ります。権現山までもどると、人がいたのでお互い記念写真を撮り合います。時間も十分あるので、ラッセル体験、トレースを外してラッセルしてみました。つぼ足では胸まで埋まってましたが、童心にかえって楽しそうな二人です。

雪の中でもがく二人

下りは早い



下りは速い。あっという間に林道まで下りてきました。 林道横の新雪に倒れて、人型を作ってみました。雪の中に寝転ぶのってとっても気持ちがいいんでです。
今回は装備不足と大雪で途中撤退となってしいましたが、パフパフスノーで思いっきり遊んでとっても楽しかった。


人型

帰りのバスまで50分ほど平バス停で待ちます。行きは私たちしか降りなかったのに、なぜか10人ぐらいの人が待っていました。バスは超満員ぎゅうぎゅう詰めです。堅田駅では2分後に来る湖西レジャー号に走って飛び乗り、神戸まで乗換えなしで座ってゆっくり帰れました。

みなさんありがとうございました\(^o^)/


  
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