雪の武奈ヶ岳
武奈ヶ岳を目の前に、西南稜の稜線歩きは最高です。
![](irasuto/line02.gif)
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【日 時】2005年1月29日(土) 天気:快晴
【山 域】滋賀県比良系
【メンバー】5人 まむさん、文ちゃん、武ちゃん、のんちゃんYukoちゃん |
【コース】坊村---御殿山---西南稜---武奈ヶ岳---西南稜---御殿山---坊村
武奈ヶ岳は昨年2月にロープウェーで楽して登りました。
しかしロープウェーも昨年3月で廃止になり、今年は最短距離の裏がわの坊村からのチャレンジです。
いつものごとく箕谷駐車場に6時集合。5人ヤッホー号に乗換えて出発です。
名神を京都東で下りて湖西道路から国道367号線へ。道端には雪も残っていますが、凍結の心配なし。
昨日あたりから3月中旬の暖かさ、今日は絶好の登山日和になりそうです
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7:30 坊村に到着
国道の左、橋を渡ると大きな駐車場があります。
まだ1台とまっているだけです。
国道右にはきれいなトイレがありました。
(←文ちゃん撮影)
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地主神社の前を過ぎて、明王院の門をくぐりそのまま真っ直ぐすすむと、登山口があります。
お寺の中に入ると道は凍って滑りそうです。
いきなりの急登、登る前にアイゼン装着です。
トップは文ちゃん、今日は張り切ってます。
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樹林帯の急登が続きます。
この登りはかなりきつかった。
<ハプニング>
急登も終わり、ちょっと休憩したときの出来事です。
そのとき、○○ちゃんがナイロン袋を落とし、袋はそのままスルスルと雪の上をすべって、谷へ消えていきました。
なぜかその後を追うように、ヒップソリも滑っていってしまいました。
袋には買ったばかりのダウンのベストが。どちらもまだ未使用です。(トホホ・・・)
すぐに武ちゃんマン、ダウンを追いかけ雪の谷を下りていきます。
その後を○○ちゃんも。雪に腰まで埋まりながらの大捜索です。
15分ほどしてダウンを持って戻ってきました。ヒップソリは諦めたそうです。
武ちゃんご苦労様でした。ほんと頼りになるわ!
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急登が2時間以上続いたでしょうか。
やっと少し傾斜のゆるやかな所にきます。
積雪もそこそこあり、歩きやすくなってきました。
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10:30 展望が開けてきました
周りの山がよく見えます。
冬は空気が澄んでいるのでしょう。
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11:00 御殿山(標高1097m)
ここまで来ると西南稜から武奈ヶ岳が一望できます。
人が歩いているのが、米粒のように見えます。
この稜線歩きが、今回の1番の楽しみです。。
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南西稜、あまりの雄大さに立ち止まってばかりです。
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雪の稜線、なんと美しい自然の造形美なんでしょう!
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山頂まであと一息。
足取りも軽くなります。
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12:00 武奈ヶ岳山頂(1214.4m)
360度の展望です。
北側には蛇谷ヶ峰、赤坂山方面が見えます。
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昼食
風を避けて北斜面でお昼にします。
ホットウイスキー紅茶で乾杯。
(←文ちゃん撮影)
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13:00
名残惜しいですがそろそろ下山です。
帰りもまたすばらしい風景です。
でも正面から日差しが、顔がじりじり日焼けします(トホホ・・)
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下りは所々ヒップソリを使ってシリセードで滑ってみます。
ワサビ峠の手前で、10日に登った綿向山で出会った方と、偶然にもまたすれ違いました。
低徘のメンバーの方だそうで、まむさんがお話ししてます。
もうひとつ偶然にも同行の方は、ネット友だちが「山の師匠」と仰がれているKENさんでした。
正面谷から中峠を経て来られたとか、トレースがまったく無くラッセルが大変だったそうです。かなりお疲れのようでした。
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御殿山の登りはセッピも張り出していました。
13:40 御殿山
ここからは一気に下っていきます。下りは速い。
雪がゆるんで、歩きづらいせいでしょうか、急な下りに足も腰もガタガタです。
15:20登山口到着
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帰りの温泉は、西大津の「やまとの湯」銭湯のチェーン店に立ち寄り湯です。
あまり期待していなかったのですが、露天風呂はナトリウム泉でよく温まってとてもいい湯でした。
もちろん風呂上りは生泡泡で乾杯。
武奈ヶ岳は人気の山だけあって、すばらしい景色を堪能できました。 |