6自然観察2

 

「理科教育・情報教育に強い小学校教諭を育てる」

最近の文部科学省の方針では、幼保・小学校教育における自然科学系教育・情報教育の重要性が謳われています。

稲垣ゼミでは、自然科学系教育や情報教育をゼミに積極的に取り入れています。SDGsに対する理解も重要です。 

自然観察1では、大学構内の植物を観察する模擬授業の一環として様々な春の花を紹介しました。自然観察2では小学校の理科の題材として有名なカブトムシについてです。カブトムシを飼育、観察しながら「生物多様性条約」についても考えてみましょう。

自然観察2(昆虫編) カブトムシ

左の写真は、「完全変態」の代表例であるカブトムシです。

 日本にいるカブトムシは「ヤマトカブトムシ」の1種類だけです。夏の終わりに産卵し、すぐに小さな幼虫が生まれます。その後、腐葉土を餌にして秋には3令幼虫となり、土の中で冬に休眠し、6月には蛹化、そして羽化します。梅雨までには写真のような立派な成虫となります。

ダンゴムシ
幼稚園児、小学校低学年に人気で、甲殻類の仲間です。土壌に生息して、落ち葉を食べるその食性と生態から自然界の分解者として働いています。ソフと呼ばれる漢方薬の原料でもあります。ソフは、利尿作用、排尿困難、尿量減少に効能があります。右は脱皮中のダンゴムシ。

 

 

 

ペットショップなどで購入したカブトムシであっても、むやみに野生に放すのはやめましょう。

生物多様性条約(1993年12月29日発行)で決められているルールです。困った時には、動物園、植物園、保健所などの専門家に相談しましょう。

生物多様性条約は、  

「地球温暖化を防ぐ」  「持続可能な社会を創る」   「野生動物を守る」  「森や海を守る」   ための国際条約です。

 *次の3つの多様性が重要です。 

    「遺伝的多様性」「種の多様性」「生態系の多様性」

「SDGs」の達成モデルは生物多様性条約」です。

「SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標のことです)