北八ヶ岳 (蓼科山〜双子山〜北横岳))

冬山登山教室の終了山行は北八ヶ岳、蓼科山から北横岳まで縦走です。
蓼科山と北横岳は冬でも日帰り可能で、たくさんの登山者が訪れます。
でも縦走する人はすく、小屋で聞いたところ正月以降は誰も入っていないだろうとのことです。
縦走はラッセルとルートファインディングのいる厳しい山行となります。

2007年2月10日(土)〜12日(月) 天気:曇りのち晴れ場所:長野県
メンバー:13人
コース:女神茶屋登山口---蓼科山頂----大河原峠----双子山----双子池---亀甲池----北横岳----北横岳ヒュッテ----ピラタスロープウェー

前日9日午後8時山の会の事務所前に集合です。メンバーは受講生が6人、それに山岳会のベテランがサポーターとして7人参加してくれます。
ユコリンの荷物はザックが15kgそれに+手荷物、小雨も降っていて、集合場所まで行くだけでタクタです。
 団体装備各自もらって4台の車に分かれて乗り込みます。今回もユコリンはマットとたわしだけ、かなり気を使ってもらってます。スムーズに荷物の積み込みを終えて、午後8時20分に神戸を出発します。
諏訪SAで仮眠の予定で、午前1時半に到着すると、先に着いたメンバーが、屋根のあるところにすでにテントが張ってくれていました。
5時まで仮眠します。SAで朝食を食べて6時に出発。7時に登山口に到着です。

10日(土)・・・・・・・・曇りのち晴れ
行程:女神茶屋7:45---蓼科山頂11:30----蓼科山荘13:10----大河原ヒュッテ15:30(泊)

女神茶屋、蓼科山登山口P 天気は曇り、暖かくガスって山はまったく見えません。
登りはじめからいきなり急登です。トレースもしっかり付いていて、つぼ足です。
登りはじめて50分、そろそろ1回目の休憩がほしいと思っていた頃、受講生の一人が体調不良を訴え、共同装備をみんなで分けてました。
もちろんユコリンは余裕なし。座り込んでゼーゼーしてました。
ここからアイゼンをつけます。
人の荷物までもつなんて、サポーターはすごいわ。
山頂近し。

樹林帯を出ると、風が強く岩場で歩きにくい。

蓼科山山頂(1530.3m)
日帰りの登山者に追い抜かれながら、登ること4時間、やっと山頂がちかづいてきました。 蓼科山山頂はガスのなかで展望はまったくありません。広い平坦ながれきの山頂です。 山頂で集合写真を撮るとすぐ反対方向へ下ります。山頂ヒュッテの横を通って蓼科山荘方面へ下りていきます。方向が判りにくい所です。すこし明るくなってガスの切れ目から山荘へ下りる尾根が確認できました。 急斜面を慎重に下ります。
将軍平方面への下り、ガスが切れ目から蓼科山荘を確認
日が差し始めてる、天気回復傾向のようです
樹林帯に入るとルートが判りにくい
将軍平から蓼科山と蓼科山荘(↑Tさん撮影)
樹林帯に入るとワカンに履き替えます。シルバーコンパスと地図と高度計で位置とルートを確認しながら進みます。雪は平年より少な目ラッセルは楽だけど、たまに踏み抜きます。先頭が木の根にワカンが挟まれ抜けなくなり、根を切ることもあって、コースタイムの2倍近い時間がかかってます。昼頃には天気も回復して青空がのぞいてきました。
大河原ヒュッテ
テント設営
午後3時30分宿泊予定地の大河原ヒュッテに到着です。テントを張っていると、もう一組テントを張っていました。
私たちのテントは3張り、4,4、5人です。女性ばかり5人のテント、ちょっときつかったけど、女ばかりで気兼ねなくおしゃべりができて楽しい我が家です。
夕食は各自持ってきたアルファー米やレトルト食品です。午後7時30分には就寝、テントの中は思ったより暖かく寝不足もあってよく寝れました。 夜中テントを打つ音、雨音かと思ったら、雪だったようです。

>>翌日へつづく




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