燕山荘連泊なので、朝はゆっくりでいいのですが、お天気がいいから、ご来光を見ないわけには行きません。午前4時ごろから回りもざわつきだして眼が覚めます。 | |
![]() 5月4日のご来光 |
![]() 朝日を浴びる槍ヶ岳 |
そろそろ起きだして4時半ごろ外にでると、沢山の人がでてきていました。今日の日の出時間は4時50分、まずまずのご来光です。今日もお天気がよさそうです。 朝食は最後の組で6時45分からで、ゆっくり準備ができます。と言っても荷物はそのままでいいし、日焼け止めなど塗りたくって朝食を待つだけです。 朝山小屋でこんなにのんびりすることって今までなかったけど、こういうのもほんといいですね〜。 | |
![]() 燕山荘前、燕岳へ出発 |
![]() 稜線は風に飛ばされて雪がありません |
8時に山荘前に集合して燕岳山頂へ出発。アイゼンは付けず、ピッケルだけ持っての散策です。 | |
![]() 奇岩の向こうに、左の黒い稜線が表銀座、その先に大天井岳、前、奥、北穂高岳、キレットをこえて、南岳、槍ヶ岳。 それに続く大きな尾根が北鎌尾根。 |
![]() 燕岳山頂(2763m)はちょっと狭いです |
![]() 燕岳から北方面、北燕岳の向こうに、立山、剣、後立山が見えます。 岩の上に立っているの写真係の山荘オーナーの赤沼氏。集合写真を撮ってくれています。 |
![]() 槍ヶ岳をバックに記念写真 特別講師の大蔵氏と同室のSさん |
![]() イルカ岩 イルカも槍をバックにポーズ |
10時30分には燕山荘にもどってきました。これからピッケルで雪洞堀の実践です。 「え〜ピッケルで掘れるの?」と思いましたが、これが結構うまく掘れるんですよ。 10分ほどで1人は入れるほどの穴ができました。これでレスキューシートに包まれば完璧です。−20度でも大丈夫。ヤバイと思ったら体力が残ってる間に雪洞を掘る事が大事だそうです。 | |
![]() 雪洞堀の実践 |
![]() 雪洞、なかなか快適、今夜はここで寝る? |
お昼の休憩をしてからまた訓練の続きです。
今度は屋根の上に上って、滑落停止の練習。まずは昨日の復習ピッケルでの停止。道具がなくても手や足を使っての停止も練習します。
でも一番大事なのは、転んだらそくすばやく止めること、スピードが付くとなかなか止まるものではないそうです。 次はもっと急斜面に移動して、アイゼンなしでの上り下り。大蔵氏がザイルで確保してくれてます。登る時はピッケルを打ち込んで登ります。 | |
![]() 屋根の上で滑落停止練習 |
![]() ザイルで確保してもらって、つぼ足で上り下り |
4時に講習終了、でも。面白くて終了後も自主トレ、何度も滑落停止の練習をしました。 1日快晴の稜線で雄大な景色を見ながら雪と戯れて、最高に楽しい1日でした。 →このときの様子(燕山荘HP) | |
![]() 5月4日の夕日 |
今日の夕食は早めの5時から、昨日とはメニューが変えてあります。
味も薄めに調理してありおいしかった。 日の入り午後6時30分、夕食が終えてから、夕日を見に外へ。 ちょっと雲が多めです。 午後8時には就寝します。 |
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