![]() | 後立山縦走![]() | ![]() |
五竜岳からキレット越えて鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳を縦走してきました。 |
●2006年8月3日(木)〜5日(土) ●天気 晴れ ●長野県 ●メンバー2人<のんちゃん、ユコリン、> ●コース:八方尾根---唐松岳---五竜岳---八峰キレット---鹿島槍ヶ岳---爺が岳---扇沢 8月になってやっと梅雨が明け、本格的夏山シーズン到来です。今年はアルプスに行けるのがのんちゃんと2人だけになったので、テン泊予定をやめて、縦走コースに変更しました。 このコース20数年前に行ったことがあるとはいえ、ほとんど記憶はありません。 いきなりのキレット越えにワクワクどきどきで出発です。 前日2日の午後7時20分三木ののんちゃん邸を出発。高速も順調で梓川SAで時間調整して0時過ぎ、豊科IC通過。午前1時ごろ白馬道の駅に車を止めて、車中泊。午前5時半まで仮眠します。晴れの予報だったのに朝起きると一面のガス。ちょっと期待ハズレでした。 今回は下山地の扇沢まで車を回送してもらいます。午前6時30分待ち合わせの八方ゴンドラ乗り場へ行き、車を回送業者に渡します。 3日(木)●コース:八方尾根第一ケルン7:40---八方池9:20---丸山ケルン11:30---唐松山荘12:30---唐松岳往復---唐松山荘泊 |
![]() 八方ゴンドラ乗り場:始発を待ってます |
![]() リフトを2つ乗り継ぎます |
八方ゴンドラは7時が始発です。今年は例年に比べて人は少ないということですが、それでも乗り場は人の列でにぎわったいます。 ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘まで登ります。料金は1400円、荷物は10kg以上だと300円いるので、はかりで計量します。ユコリンは9.9kg、のんちゃん9.3kgセーフ。軽量化したはずなんですが結構重かった。 | |
![]() リフトを下りるとニッコウキスゲの向こうに白馬三山が |
上るにつれてガスもはれてきます。 4年前登った白馬三山見えます。 リフトを2回乗り継ぎます。 リフトの下には、ニッコウキスゲ、シモツケソウやクガイソウなど沢山の花が咲いています。 リフトから降りて撮影したいぐらいです。 |
![]() 尾根をぐんぐん登ります |
![]() 八方第?ケルン |
リフト終点には八方池山荘第一ケルンがあり、標高1830mです。ここから白馬三山の眺められるよく整備された広い尾根道を登っていきます。途中いくつかのケルンを通過して、八方池への分岐に着きます。池は尾根から少し下に見えてます。右下のほうに下りて行きます。池には白馬三山、不帰の嶮が倒映して見えるのですが、朝よく見えていた白馬岳もガスの中に半分隠れてしまってます。ここまでは気軽にハイキングで来る観光客もいるようです。 | |
![]() 八方池、不帰の嶮が写っています |
![]() 八方池を巡って尾根に戻ります |
今日はお昼までに唐松山荘に着けたら、五竜山荘まで行こうと考えていましたが、八方尾根は想定外にお花が多く、予定よりだいぶ時間がかかってます。歩き始めて1時間で、五竜山荘泊はあきらめ、唐松山荘とまりに決定します。こうなったら亀さんでお花畑をのんびり歩きます。 | |
![]() シモツケソウとウツボグサの咲く道 |
![]() ニッコウキスゲも満開 |
![]() チングルマも満開 |
![]() だいぶ唐松岳が近づいてきました |
12時30分唐松山荘に到着。小屋の受付は混雑していたので、先に唐松岳を往復することにします。往復40分ほどです。ガスが出て残念ながらほとんど展望はありませんでした。 | |
![]() 唐松岳 学校登山の中学生が登って行きます |
![]() 唐松岳山頂(2696.4m) |
![]() 山荘横にコマクサの群生地があります。 もう終わりかけでしたが、 数輪が咲いていました。 |
![]() 待望の生泡で乾杯。 写真、写真、あ!もう飲んじゃってる!はや。 |
山頂を往復した後、受付をします。混んでるようですが、6畳部屋に8人、女性ばかりだったのでまあまあゆったり眠れそうです。場所を確保して外で待望の生泡(800円)で乾杯です。 山の上で飲む生泡は最高、これを飲むためにがんばって登ったようなものです。ここのジョッキは大きいから800円だったら安いわ。 | |
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ガスっていた周りの景色が、夕方になるにしたがってガスがだんだん降りていき、山がはっきりと見えてきます。夏山のいいお天気の特徴で、昼ガスが出ても朝夕は雲海がでて山がよく見えるそうです。 左の大きな山が明日登る五竜岳、雲の向こうにうっすらと見れるのが立山連峰と剣岳 | |
![]() 雲の上の立山連峰と剣岳に見とれる(↑のんちゃん撮影) |
![]() 唐松山荘の夕食 翌日のお弁当もよく似たおかずの幕の内でした。 |
夕日は唐松岳の向こうに沈むので、山頂まで行かないと見えないとか、夕日があきらめて、午後7時には布団に入ります。布団が重く暑くて夜中何度か目覚めたけど、まあまあよく寝たほうでしょう。 ★飲料水は自動販売機で500ccが300円、あと雪渓の下まで汲みに行って、煮沸して飲むようにとのことです。 「汲みに行けばよかった…時間たっぷりあったのに」と夜になって後悔。高いので1本だけ購入する。 |
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