![]() | 涸 沢 の 紅 葉 3日目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ![]() |
●10月9日(月) 快晴 涸沢9:30---本谷橋---横尾12:20---徳沢園(昼食)13:20---上高地バスターミナル15:30 | |
午前5時、とりあえずヒュッテまで夜明けの穂高を見に行きます。 今日は満月に近く月明かりに山がくっきりと浮かび上がって、すばらしい眺めです。 日の出は午前6時ですが、モルゲンロートを見ようと、沢山の人がテラスに出て着ています。2列目ぐらいまではもう満員、背の低いユコリンは後の椅子の上に陣取りました。「夜中の2時に3脚を立てに出てきたけどもう場所が無かった」ということです。 | |
![]() 月明かりに穂高の山並みがくっきり浮かんでいます。 |
![]() 超満員の涸沢ヒュッテテラス |
午前5時30分次第に穂高の峰に日が当たり始め、山肌がピンクに染まっていきます。 わ〜と歓声があがります。感動の一瞬、じ〜んときます。「あ〜生きててよかった!」 ちょっとオーバーかたな?。 ![]() | |
![]() 午前7時、下山開始、涸沢カールとお別れ? |
昨日の吹雪が嘘のような快晴。朝からヘリコプターが飛び交っています。遭難救助でしょうか? 午前7時下山開始しましたが、下るのがもったいお天気に、タマちゃんがなかなか下りてきません。涸沢カールはまでまだ日が差し込まず、紅葉も日陰です。 そのときタマちゃん「下りるのもったいないよ〜もうちょっと景色見ていこうや〜」 ユコリン「明日会社でしょう?帰るの遅くなってもいいの?」 タマちゃん「明日、休み出してきた」 ユコリン「そういうことは早く言ってよ、もう」 ということでまたザックを置いて、散策することにします |
あと1〜2時間すれば紅葉にも日がさしてくるでしょう。またテント場まで戻り、涸沢小屋の上まで30分ほど登ってみました。雪がまだ残っていて滑りそう、慎重に登ります。ぐっと穂高が近づいて迫力ある雪の山と紅葉を見ることができました。 | |
![]() 奥穂高と紅葉 |
![]() 涸沢岳と涸沢槍 |
![]() 北穂高と紅葉 2時間ほど雪の穂高と血染めの紅葉の堪能、 これで満足して下山できます。 |
![]() ご機嫌のユコリン |
涸沢カールにも日が差し始め紅葉も燃えています。紅葉で手も顔を赤く染まりながら、後を振り返り振り返りながらの下山です。
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![]() 9:30 テント場から穂高にお別れ |
![]() 血染めの紅葉にタマちゃん大満足 |
![]() 北穂高にお別れ |
![]() 紅葉の中の下山 |
紅葉に見とれ、そのうち団体さんの渋滞もあって
下山も結構時間がかかりました。 横尾でお昼でしたが、がんばって徳沢園まで行ってカレー(800円)を食べます。三枚肉が入って、とってもおいしいカレーでした(お勧めです) | |
![]() 本谷橋 |
![]() 上高地から「穂高よさらば、また来る日まで!」 |
上高地バスターミナルに着いたのが、午後3時20分バス停は連休最終日で、バスに乗るのも長蛇の列です。平湯行きは沢渡に比べるとまだましで、午後4時にバスに乗車できました。 平湯の森でゆっくり温泉に入り、午後6時神戸に向けて出発です。高速は心配していた渋滞も無く順調、深夜割引利用にちょっと時間調整しながら12時過ぎ無事神戸に戻ってきました。 今回は思わぬ雪で、私たちも穂高登頂を断念、ちょっと残念な山行でした。 しかしめったに見ることのできない紅葉の三段染めを見ることができて、満足できました。北穂高山荘のテラスから槍を眺める夢は、また夏にチャレンジします。秋のアルプスは冬山と紙一重、ほんと厳しいです。 この3連休は穂高、白馬方面で遭難事故が起こっていたようです。みなさんにはご心配をおかけしほんとうに申し訳ありませんでした。 >>1日目へ >>2日目へ | |
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